美人が実践している「選び方」とは?

『人生は選択の連続である。』これは有名なイギリスの作家ウィリアム・シェイクスピアの言葉です。
日常の中では忙しかったり、やることが多くていちいち考えている余裕はないかもしれません。でも、自粛期間中にふと、この言葉がよぎり、あれこれ思い浮かびました。「選ぶ」ことを意識してみた私のコラムです。
選ぶことを意識してみた
私たちは普段の生活の中で、大なり小なりたくさんの「選択」をしています。
それは、ほとんどが些細な「選択」の連続です。
例えば、、、、
●今日着る服はスカートにしようか、パンツにしようか?
●駅への道、まっすぐ行こうか?右に曲がろうか?
●部屋が散らかっているけど、掃除するか、掃除しないか?
●忙しくて時間がないから外食するか?家で作って食べるか?
●ダイエットしたいけど、甘いものを食べるか、食べないか?
その選択にはすべて結果があり、今ここにいる自分は過去の自分が下してきた「選択」の結果です。
日常の選択は、自分の好みやその時の感情によって変わります。
その日常の何気ない選択で今の自分が作られていくのです。
部屋が散らかったままなのは、
「掃除をしないこと」を自分が選んでいるから。
ダイエットしないのにやせないのは、
「甘いものを食べること」を自分が選んでいるから。
貯金したいけど貯金できないのは、
「ほしいものを買う」ことを自分が選んでいるから。
日常の中にはたくさんの選択があるので「自分の選択」の重要性に気付きにくいし、選択しているのが自分だということをつい忘れがちになります。
でも、選んだのは自分。
その結果が思わしくなくても誰のせいでもないのよね。
選択するたびに自分を形作ることを意識し、一つ一つの選択を大切にできるようになりたい!
こんなことを思っています。
なんで食べる?
お食事は分かりやすい選択だと思います。
●今日のお昼は・夕食は何食べよう?
●カフェで何オーダーしよう?
●どんな食材を使って、何を作ろうか?
本当に小さな選択。
忙しいければ、そこにあまり時間をかけていられないかもしれませんね。
でも、ちょっと待って。
計算してみると一日三食として、一年で約1090回の選択をしていることになります。
長い目で見ると、なかなかの回数。
できることならば、じっくり時間をかけて毎回、体に良いお食事をしたいところですが、、、、
残念ながらそうもいきません。
ただ、わたしの過去の経験から言えるのは、毎日の積み重ねによって今の自分が出来ている、ということかな。
私は20代、忙しくて食事にかける意識の割合は0%でした。
食事は、とにかく早くて・安くて・手軽なもの(洗い物がなくて済む)しか食べていませんでした。(独身男子みたい。)
その頃は、朝は疲れが取れていなくて仕事に行くのも気が重く、昼になると眠くなってきて早く仕事終わらないかな~なんて思っていました。
そんな日々の積み重ねにより、心身のバランスが崩れていって不調を感じるようになったのだと思います。
だから侮れないのよね。お食事って。
ところで、食べることにはいろいろな理由がありますよね。
空腹を満たすため。イライラを解消するため。
おいしいものを食べてハッピーになるため。
大好きな人と時間や思い出を共有するため。
そして、健康維持のため。生きるため。
食べることが大好きなわたしは、体に元気と勇気を与えてくれるクスリのようなものとしてとらえています。
だから、1日で3回訪れる「選択」をなるべく自分が納得できる形でします。
とはいえ、わたしは自分に甘いのでストイックなことはせず、ジャンクフードやコンビニ飯、冷食、お菓子もバリバリ食べます。
わたしにとってお食事は、ガマンすることや無理やりすることではないので、時と場合・気分によって自由に選択します。
その代わり、どこかで調整します。
お食事は、体にパワーを与えてくれたり、気持ちをハッピーにしてくれたり、疲れた体を癒してくれるもの。
でも、選び方を間違えてしまうと、体を痛めたり、調子を崩したり、要らないものを貯めてしまったり、体に毒素となってしまうこともあります。
意外とお食事って、体に大きく影響するものなんですよね。
この1年、ストレスや環境の変化、人と会えない寂しさや鬱屈した気分、運動不足なんかが重なって何となく不調を感じていたり方って、多いと思うんです。
外食ができないということもモヤモヤしますよね。
家にいる時間が長くなった分、良い機会だと思って自分にとってのお食事を見直してもいいかもしれませんね。
『その食べもので自分はどうなりたい?』
こんなことををちょっとでも意識してみると、体も気持ちも変わるのではなかと思います。
自分の体を一番に考えて、自分にとって何を食べればいいのか?何が必要なのか?
考えて「知的な食生活」を送ってみてください。
食事で未来は変えられます!
1090回分の1の食事、あなたは何を選びますか?