久しぶりに着る浴衣。あの頃よりぐっと大人っぽく着こなすには?

浴衣を着て街デートやレストランでお食事がしたいから、ちゃんとキレイに着たい・だらしないのはイヤ。ちょっと大人の雰囲気で着たい。などなど、大人になると少し落ち着いたシチュエーションで夏を楽しみたくなりますよね。

 

そこで、きちんと感があってさらには色っぽい、大人の小粋なイイ女になれる浴衣の着付けのポイントをご紹介します。

 

浴衣を着る前に

 

ところで、年配の方から「浴衣は外で着ちゃダメ!」なんて言われたこと、聞いたことはありませんか?みんな着ているのに、恥ずかしいことなの?と思ったことないですか?

 

その理由として、浴衣のルーツが考えられます。

 

浴衣のルーツは「湯帷子(ゆかたびら)」という、お風呂で着たり、湯あがりに着るものでした。

木綿の浴衣はささらっとしているので、汗をとったり、急に体が冷えることを防ぐメリットがありました。つまり、バスローブとかルームウェアのようなものですね。

 

だから、年配の方からすると少し違和感なんです。

和服が特別なものになってしまったので、余計に目立つのだろうと思います。

 

とはいえ、昔は誰もがふつうに浴衣を着て生活していたんですが・・・

 

 

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「浴衣展」で感じた日本人の潔さと粋。

 

 

 

戦後、和服は特別な日に着るもの=晴れ着のようになってしまったので、色んなルールが出てきてしまったんです。

それで、昭和30年代ころから「大人の女性が浴衣を着て歩くのは恥ずかしいことだ。」と言われだしたんです。

 

令和の時代の今でもそのような考え方を持っている人は多いので、浴衣を外で着る時はちょっと気を付けた方が良いんですね。

 

では、だらしなくならないように着るにはどのようなポイントを押さえれば良いのでしょうか。

 

だらしない、NGな着付けとは?

 

浴衣は、長襦袢をしっかり着るような着物とは違い、お風呂上りに素肌にまとっていたような衣類でした。

気軽でカジュアルなぶん、手を抜いてしまうと一気にだらしなくなってしまうんですね

 

10代の頃に買った浴衣をそのまま着たり、サイズが合っていない浴衣や着付けがだらしなかったりすると急に「きちんと感」がなくなります。

 

例えば、衿が開いている、帯がゆるゆるになってる、浴衣の丈が短すぎ・・・

このようになると急に幼く、だらしなく見えてしまいます。

 

OMG!!

 

先ほどもお伝えした通り、大人の女性が浴衣で出歩くのはちょっぴり気を使った方が良いので、抑えておきたい着付けのポイントをまとめてみました。

 

➀衣紋(衿)を抜く

 

衣紋(えもん)とは、着付けたときの後衿のこと。

ゆるやかにカーブしていて、ここが和服の美しいポイントでもあります。

うなじがキレイに見えて女性らしさを演出できます。

 

 

衣紋をぐっと大きく抜く着方(うなじがたくさん見える)と、衣紋を抜かない(衿をつめる)着方があります。

 

浴衣では、衣紋は大きく抜き過ぎない。のが大人が品良く美しく着る大事なポイントです。

 

衣紋は大きく抜き過ぎない。かといって、抜かなさ過ぎも色気がない。

 

どれくらいかというと、こぶし1個か、気持ち控えめくらいが上品です。

うなじもキレイだし、きちんとして見えます。

 

 

②衿を合わせる

 

衿はきちんと合わせてください。

衿が横に広がったり、V字が下に開きすぎるとぐずぐずになってとてもだらしなく見えます。

きちんとバストを包み込むように合わせてください。

③大人っぽい着丈の合わせ方

 

基本は素足に下駄です。

だから浴衣の丈をどれくらいにするかで見え方が変わってきます。

 

浴衣の着丈は、きものよりも若干短め。

くるぶしが半分くらい隠れる程度にしてみてください。

 

それより短いと子供っぽくなります。

逆に長すぎると、野暮ったく見えます。歩きづらいですし。

 

 

さらにひと工夫。

 

着付ける時に浴衣の丈を合わせて、右→左と重ねていきますが、ここで裾をきっちり目に合わせる「裾つぼまり」にすると良いです。

 

その理由は、シルエットが美しく、スマートに見えるからです。

 

裾が広がっていると、野暮ったくなるし、太って見えるんです💦

 

 

➃浴衣を着る時の姿勢

 

常に気を付けたいポイントではあるのですが、、、

着慣れていない方は前かがみになったり、出っ尻、出っ腹になりやすいのです。

 

ぐっと下腹を引っ込めて、背筋を伸ばしてください。

胸を少し張って、上から引っ張られているような感じ。

 

特に、浴衣の時は半巾帯なのでお尻が目立ちます

街中で、和服を着ているというだけで目を引きます。

歩き方も、いつもより少し内股で歩くのがきれいに見えます。

間違っても、ズルズル歩いたり、大股で歩かないでくださいね!

 

➄心構え

 

『例え暑くても涼しい顔をしていること』

 

実際に、浴衣って、暑いんです。

そこを、大和撫子は涼しい顔をして過ごしましょう。

 

見る人に涼を感じて頂く、というのも和服美人の魅力の一つなんですね。

 

汗はかきながらも「どうってことないわ ♪」という強がり?いえ、心意気です!を見せましょう。

暑ければ、サッと扇子を持ち、ふわふわと上品に扇ぎましょう

バサバサはNGです!

 

プラスα・・・

白足袋白い靴下は持ち歩いた方が良いでしょう。

お店や家に素足のまま上がるのは、大人のマナーとしては避けたいので。

すっと上品に履きかえている姿は「この女性は常識があってキチンとしている。」と思われて株を上げるはずです。

 

まとめ

もちろん、ご年齢、体型、お好み、雰囲気などでご自分の理想の着姿があるかと思います。

まずはこの3つのポイントを実行すれば、色っぽくて素敵な浴衣美人になれます。

 

➀着姿には、徹底的に気を配ること

どんな時でも姿勢を良くすること。

例え暑くても涼しい顔をしていること。

 

浴衣を大人っぽく上品に着こなす秘訣は、いかにスッキリ着るかと素っぴん感の演出

夏を思いっきり楽しみましょ☆