七夕にそうめんを食べるのはなぜ?

七夕伝説は、織姫と彦星のラブストーリ―です。

 

織姫はこと座のベガ、彦星はわし座のアルタイルのことです。

夏の大三角形を形作る星です。

 

彦星は牛飼い、織姫ははた織りに精を出し一生懸命働いていました。

ところが、お互いのことが好きすぎて仕事に集中できなくなってしまいました。

それを見かねた天の神様が二人を引き離し、1年に1度七月七日に会うことを許された、というのが七夕伝説です。

 

日本では新暦7月7日はちょうど梅雨にあたり、晴れることが少ないですよね。

七夕の日に降る雨は「催涙雨(さいるいう」と呼ばれます。

 

せっかくの1年に1回のデートに雨が降ってしまうことが悲しくて、織姫が泣いているとも言われています。

 

さて、七夕に食べるもの、といえばそうめんですが、なぜそうめんを食べるようになったのでしょうか。

 

 

 

素麺(そうめん)はもともと索麺と書きました。

索は「縄」、麺は「麦から作るそば」を表しているといわれます。

 

そうめんのルーツとなったのが、索餅(さくべい)です。

 

 

(画像引用元 https://子育ては楽しい.com/archives/23128)

 

古代中国、ねじった小麦でできた「索餅(さくべい)」というお菓子がありました。

今でいう、かりんとうのような揚げ菓子だったそうです。

 

7月7日、この索餅を供えて熱病除けのおまじないとする風習がありました。

その風習のもととなった伝説があります。

古代中国、皇帝の息子が七月七日に亡くなり、一本足の鬼となって熱病を流行らせました。

皇帝は、その子の生前の好物であった索餅を供えて祟りを鎮めたという逸話から、七月七日に索餅を食べると一年間無病息災で、流行り病にかからないというジンクスが生まれました。

 

 

この索餅が奈良時代に小麦と共に日本に伝わったといわれています。

日本に伝わった小麦はそうめんやうどんになり、日本の食文化として根付いていきました。

 

七夕は夏の収穫期にもあたり、小麦や粟、稗、芋、豆などの実りを感謝する信仰と、索餅にまつわる伝説や、天の川の流れにも見立てられることから、七夕にはそうめんを食べて無病息災を祈る風習ができたといわれています。

 

これが七夕そうめんの由来です。

 

笹飾りをつくり裁縫や、学芸の上達を願いながら、そうめんを食べて無病息災を祈るのが七夕の行事です。

次の世代に残したい行事の一つです。

 

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